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工学設計のコンペティションへにおけるクレジット

エンジニアのアモーリーは、ある高架ハイウェイシステムの一部である橋の設計のために市に雇われていた。アモーリーは、水平幾何学、建築設計、エレベイションに関して専門知識をもつ構造建築のエンジニアのキャロルを雇い、橋のある部分の設計に関して彼のサービスを利用しようとした。キャロルは、橋の設計の重要部分である、三つの曲がって溶接されたプレートのガーダの長さに関する設計図を作成した。
数ヶ月後、アモーリーはその橋の設計で、ある全国的な組織が行った橋設計のコンペティションに参加し、そこで優勝した。しかしながら参加者名簿の中には、その橋の設計に一部携わったキャロルの名前の表示がなかった。
キャロルはどうすべきだろうか。

−NSPE事例92-1番の改作

(訳 須長一幸 日本学術振興会特別研究員PD(北海道大学))