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広告:カレンダーと鉛筆

オースチンはあるコンサルティング・エンジニアリング会社の社長である。彼はクライアント、および今後クライアントになりうる相手に対して贈り物を購入し、それを配ろうと考えた。多くの製品を検討した後で、オースチンは二つの選択肢を提案した。ひとつは、その年の秋に壁掛けカレンダーを購入して、それを配るというものである。このカレンダーの各々のページに「オースチン&アソシエイツ、コンサルティング・エンジニア、1234メインストリート、キャピタル・シティー、オハイオ、電話番号123-456-7890」が印刷されることになる。もう一つの案は、今後クライアントになりうる相手に鉛筆を購入して送ることである。鉛筆には、「オースチン&アソシエイツリサーチ&地域開発会社、首都、オハイオ」と彫り込まれる予定である。
あなたはこの提案にどう答えるか。

−NSPE事例78-8

(訳 須長一幸 日本学術振興会特別研究員PD(北海道大学))