栗本英和(情報マネジメント)

プロセス指向とシステム思考による,イノベーション・システムの企画と開発



システム思考とは

森は林からなり,その林は木からなるが,森は単に木が集まった以上の機能をもつように,個と個が相互作用を起こすことで,個々が単に集まった以上の性能や特性に注目する考え方です.システムが良い結果をもたらすばあいを相乗効果があるといい,その逆のばあいは相殺効果とよばれます.

プロセス指向とは

システムの性能や特性を,それが発現する機能という視点から鳥観したとき,どんな構成要素からなり,それらがどのような関係をもち,全体としてどう振る舞うのか,その仕組みを機能単位でモデリングし,イノベーション・システムを合目的に構築するためのアプローチの仕方です.
表現を変えれば,複雑で混沌としている対象を機能が発現する活動単位(アクティビティあるいはユニット・オペレーションともいう)の集合として捉え,エネルギー,費用,時間,品質,顧客満足,成熟度など価値評価しうる機能モデルを構築することを指します.

プロセス指向の特徴とは

イノベーション・システムとは

社会生活や価値観を変革するような,革新的な機能や性能の向上をもたらすシステムを意味します.一般に,「改善型」システムでは数%の向上が,「変革型」システムでは数十,数百%の向上が期待できますが,従来の手順,方法,慣例を一新させるため,それを促進させるための,人的,物的,情報的な環境基盤が必要になります.その触媒にあたる実装手段が情報通信技術(Information and Communication Technologies)です.プロセス指向のシステム思考は価値連鎖や機能結合という視点から,合目的にイノベーション・システムを構築するためのモデリング,解析,設計,運用,保全の方法論です.


【研究活動】 感性や文化など人の要素が関与する人間・人工環境の持続的発展のための研究開発


【教育活動】 教育・研究を通したコンセプチュアル・スキルの陶冶

 (担当科目)

【社会連携】 組織のマネジメント及び資質・能力の開発支援 【組織運営】


Systems Architecture and Management based on Process Thinking
Management Systems Lab.

Last modified: Jan. 1st, 2018